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カテゴリ: 基本知識

その弁護士は大丈夫ですか?

安井利子先生から基本知識の教え ≪≪

【弁護士、司法書士の過払い返還金の着服】
近年、弁護士・司法書が、過払い金が返還されたにもかかわらず依頼者に返還金を渡しておらず着服が疑われるケースがあったというニュースが報道されました。
大手消費者金融会社の調査によると、少なくとも着服が疑われるケースが2012年以降、九州など少し大きい文字全国で少なくとも45件(計1,700万円分)あったとのことです。
また、依頼を受けていない人の過払い金を勝手に請求したケースもあるとのことでした。
通常、弁護士、司法書士が受任した後は本人と直接交渉することは禁止されているので、過払い金の交渉をする際も消費者金融会社と債務者本人が接触することはほとんどありません。
今回のケースはそのような隙をついた悪質な横領行為と言えるでしょう。

【弁護士、司法書士の性善説は信頼できるか】
過払い返還消費者金融会社に大ダメージを与えましたが、弁護士、司法書士業界にはいわゆる過払いバブルと呼ばれるように多大な利益をもたらしました。
その中には前述のように利用者の無知に漬け込み横領を行う悪徳弁護士、司法書士も存在します。
また、横領はしていなくても利益が大きい過払い案件しか受任しないなどビジネスライクな弁護士、司法書士も多くいます。
本来、このような不正や不公正が起きないように弁護士、司法書士業界は厳しい自主ルールを設けるべきですが、まだまだ世間には「消費者金融会社は社会悪であり取り締まりの対象とすべきだが、弁護士、司法書士は聖職であり不正をしない」という考えがあり、弁護士、司法書士の性善説を信頼するしかない状態です。
しかし、現実は多重債務者を食い物にしている弁護士、司法書士も多く、どちらが悪徳かわかったものではありません。
【弁護士、司法書士に依頼するときは要注意】
弁護士、司法書士の言うことは無条件で信用してしまう方も多いと思いますが、現実は弁護士、司法書士もあくまでビジネスパーソンで、他のサービス業となんら変わりません。
(もちろん依頼に真面目に取り組んでいる弁護士、司法書士もいます)
このことを念頭に依頼するときはよく吟味する必要があります。
また、弁護士や司法書士に関する不審点は、日本弁護士連合会・日本司法書士連合会へ相談することをおすすめします。
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