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統計から見る消費者金融業界の動向
現在、各業界において様々な会社がマーケティング調査を行っています。
もちろん消費者金融業界に関しての調査も行われており、中には興味深い数値報告もあります。
今回は、そのようなデータを参考に、統計から見る消費者金融業界の動向についてまとめてみました。
【消費者金融業界のマーケットポテンシャル】
世の中に、消費者金融の利用を検討している人はどのくらいの割合でいるのでしょうか。
それについて興味深いデータがあります。
①消費者金融の利用経験無く、今後も利用する意思は無い
・・・約64%
②消費者金融の利用経験無いが、今後、利用する意思は有り
・・・約23%
③消費者金融の利用経験がある
・・・約13%
このことより、世の中の半数以上の方は、消費者金融の利用を検討していないことがわかります。また、利用を検討している中でも、②の層を大手消費者金融会社が、③の層を中小クラスの消費者金融会社が、それぞれターゲットにしているのが実情です。
【消費者金融の利用を検討している方の職業】
消費者金融の利用を検討している方を職業別に分類すると、下記のようになります。
①会社員・・・約38%
②公務員・・・約6%
③会社経営者・役員・・・約2%
④個人事業主・・・約7%
⑤専業主婦・主夫・・・約19%
⑥専門職(医師・弁護士など)・・・約2%
⑦パート・アルバイト・・・約13%
⑧学生・・・約1%
⑨無職・・・約7%
⑩その他・・・約5%
もちろん会社員の需要が圧倒的に多いのですが、「専業主婦・主夫」や「パート・アルバイト」の層の需要も多いことは見逃せません。
しかし現実的には、改正貸金業法の「総量規制」によって、「専業主婦・主夫」や「パート・アルバイト」の層への融資は非常に困難になっています。
【金融ニーズが高まる時間帯】
お金の必要性や資金繰りについて考えたりする時間帯の分布は下記になります。
≪平日≫
・6時~9時・・・約7%
・9時~12時・・・約15%
・12時~15時・・・約12%
・15時~18時・・・約7%
・18時~21時・・・約12%
・21時~24時・・・約31%
・その他・・・約26%
また、休日も分布も平日と大差ありませんが、午後から深夜に向けて、平日よりも緩やかにニーズが高まってくるのが特徴です。いずれも21時~24時の深夜のニーズが高いのが特徴です。
来店型よりも「来店不要で24時間受付可能なインターネットキャッシング」の需要が高まっている要因のひとつかもしれません。
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