カテゴリ: 基本知識
返済方式について
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博士:「今日の講義は返済方式についての解説じゃ。」
大介:「はい博士。よろしくお願いします!」
博士:「現在、消費者金融会社が採用している返済方式は大きく分けて2種類あるのじゃ。」
大介:「お金を返すだけのことなのに、種類があるの?」
博士:「そうなんじゃ。人生いろいろ。返済方法もいろいろなんじゃ。それでは解説していこう。」
- ・リボルビング方式
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特徴 :限度枠の範囲で、借りたり、返したりできる。大手消費者金融が採用している場合が多い。
- リボルビング方式の良い面
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①月々の返済金額少額の場合が多い。
②必要な時に必要な分だけ、自由に入出金できるので、元利均等よりも圧倒的に便利。 - リボルビング方式の悪い面
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①なかなか負債額が減っていかない。
②簡単に借り入れできるため、負債が増加しやすい。
- ・元利均等方式
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特徴 : 途中の出金はできず、借入れ後は返済のみ。中小会社が採用している場合が多い。
- 元利均等方式の良い面
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①途中出金できないので、毎月、確実に負債が減ってゆく。
元利均等方式の悪い面
①必要な時に必要な分だけという借り入れができない。
ただし、このように便利なリボルビング方式にも注意が必要です。
リボルビング方式を採用した場合に、消費者金融会社は定期的に「指定信用情報機関」による借入額調査を行うことが義務付けられています。
この調査で、総量規制に抵触していることが判明した場合に消費者金融会社は、限度枠を総量規制に抵触しなくなるまで引き下げるか、出金停止措置をとらなくてはいけません。
(総量規制についてはこちらの記事でも説明しています)
また、借入先の消費者金融の事情で、限度枠が空いていても、出金できなくなる場合もあります。
あまりあてにしすぎると、かえって困ってしまうこともありますので注意しておきましょう。
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