カテゴリ: 基本知識
まずは利息の計算方法を知ろう
消費者金融で融資を受けたお金に金利がつくのは、もちろんご存じですね。
消費者金融を利用する以上、最低限金利の計算方法は理解しておくべきです。
では自分がいくら借りたらいくら返済しないといけないのか?
計算はそれほどに難しくはありません。
各消費者金融会社のホームページなどで確認できる貸付条件には必ず「実質年率」の表示があり、どこの会社も、
借入利率 ~18.0%
遅延利率 ~20.0%
ぐらいになっていると思います。
でもこの利率、実際いくらくらいの金額が利息としてかかるのでしょうか?
利息金額は下記の計算式で算出できます。
自分が借り入れしているお金にいくらくらいの金額が利息としてかかるのかは知っておくべきでしょう。
簡単ですし、覚えておくと返済計画の目安になりますので是非確認してみてください。
利息金額=借入残元金×実質年率÷365×利用日数
①借入残元金×実質年率で、“1年分の利息”を出します。
②1年分の利息÷365日で、“1日分の利息”を出します。
③1日分の利息×利用日数で、“利用した日数分の利息”が算出されます。
例えば、10万円を年率18.0%で30日利用した場合は、
10万円×18.0%÷365日×30日=1,479円(1円以下は切り捨てが普通)
となり、利息金は1,479円となります。
利息がそれだけかかるので、仮に4,000円を返済しても、元金から減る金額は、
4,000円-1,479円=2,521円
と2,521円になります。
10万円-2,521円=97,479円
で、残元金は97,479円となります。ご理解いただけたでしょうか?
また現在の消費者金融の利率(~20.0%)は、実は他の金融機関でのキャッシングと大差ないことがよくわかります。