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消費者金融を初めて利用する場合、最初に適用される金利は、ほとんどがその会社の上限一杯の金利になります。（100万円未満の場合は年率１８％に近くなる場合が多い）
初めて取引をする場合は実績がないのでやむを得ないと言えますが延滞をせずに取引を続けてゆけば金利を引き下げしてもらえることもあります。
≪金利引下げのチャンスは100万超の増額≫
多くの消費者金融会社は、貸付条件等に「実質年率○○％～○○％」と下限の年率も掲示していますが、新規利用の場合はその下限利率が適用されることはまずありません。
しかし取引を続けてゆく中で、適用金利が下がることがあります。
タイミングとして一番多いのは、100万円以上の増額が可能になった時でしょう。
法律上でも100万円以上の融資に対しては、年率15％以上の金利は計上できないので、少なくとも年率15％以下には引きさがります。
このように増額の場合は、金利の引き下げが絡むことがあるので、融資の必要がなくても、すぐに断らないで、詳しく説明を聞いた方が良いでしょう。
（限度枠だけ100万円以上にすれば、利用金額が100万円未満でも、金利が引きさがる場合もあります。）
≪取引実績に応じて金利が下がる場合もある≫
また取引実績に応じて金利の引き下げをしてもらえる場合もあります。
消費者金融会社にとっても優良顧客は自社で囲い込みたいものです。
他社に乗り換えられないように金利を引き下げてくるケースもあります。
この場合も、「金利を下げるので、融資を受けませんか」と増額の営業と同時に案内されることが多いようです。
≪大手ほど金利引下げに対応しています≫
金利引下げに対応しているのは、いわゆる「大手」に多く見られます。
改正貸金業法施行によって、どこの会社も金利収入は以前より引きさがりました。
潤沢な資金力がある大手は、さらに金利を引き下げて優良顧客の囲い込みができますが、中小の消費者金融会社は、上限金利一杯でないとなかなか経営が成り立たちません。
中小の消費者金融会社は大手よりも属性の悪い顧客に融資せざるを得ないので不良債権となる可能性も大手のそれよりは高くなるのでなおさらです。
よって中小の消費者金融会社はなかなか金利の引き下げには対応してくれません。

 

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このように取引実績次第では金利を引き下げしてもらえることがあります。
ただし、入金を一度も遅れず支払いを続けていても、必ず金利の引き下げをしてもらえる保証はありません。
金利の引き下げの有無は利用している会社のその時の営業方針にもよります。
金利の引き下げに必要以上にこだわってもどうしようもないので、あまりあてにはしないで「引き下げられたらラッキー！」くらいに思っていただくくらいでよいでしょう。