カテゴリ: 計画的な利用のために
リボルビング方式の利用には注意が必要です!
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消費者金融の返済方式には、
などの種類があり、それぞれの特徴があります。
一般的に、大手消費者金融の小口貸付では利便性が高いので、リボルビング方式が採用されています。
決まった枠内で自由に入金出金を繰り返せるので、顧客にとっては融資を受けやすく、消費者金融会社にとっても、元金が減りにくいというメリットがあります。
しかし、このリボルビング方式は便利な半面、取り扱いには注意が必要です。
- 何度でも繰り返し借入ができるため、“借り癖”がついてしまい、いつまでも借金が減らない
- 返済額が残高に応じて少なくなるので、なかなか返済が終了しない
と、利便性が高いが危険性も高い性質があります。
ではなぜこのようなことになりがちなのでしょうか。リボルビング方式は、その便利さから消費者金融の口座をつい自分のお財布代わりに考えてしまいがちです。しかしその考えは非常に危険です。
最初は10万円だけ利用しようと思っていた方が、つい追加・増額を繰り返してしまい、気づいたら100万円ほどの借金に膨れていたとの話はよく聞きます。
「便利な借入」ということは、「安易な借入」と紙一重とも言えます。
リボルビング方式でキャッシングを利用する際は、強い意志と計画性を持って取引しないと、いつまでも借入が終わらなくなってしまいますので、十分な注意が必要です。
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